『かくしてそ、人は死ぬといふ、藤波の、ただ一日のみ、見し人ゆゑに』
こうして人は死ぬというのですね、藤の花のような、ただ一度だけ見たあの人に恋をして
ただ一度見ただけで忘れなれない存在
それはそれは美しいのでしょう
藤の花のようなとっても儚く美しく、春風になびかれる髪が光る、そんな描写を思い浮かべます
初恋のような少し苦くて温かい、思い出すと自然と笑がこぼれる、私はそんな印象をこの詩から読み取りました
素敵ですね、人生でこんな思い出があるのは
私はそんな儚くも美しくもありませんが
心に咲く一輪の花となりたいです
.*よいち.。o