ピンクムーンとは、毎年4月に見られる満月のこと。2024年のピンクムーンは、4月24日(水)になります。
4月24日、当日の天気は?
今のところ残念ながら雨予報の地域が多いようです。ピンクムーンを見られるチャンスは少ないかもしれません。
2.ピンクムーンの意味と由来
かわいらしい名前のピンクムーンですが、残念ながら実際に月がピンク色に見えるわけではありません。では、どうしてピンクムーンという名前がついたのでしょうか。これはアメリカ先住民の文化が由来となっています。かつて彼らは季節を把握するため、各月の満月に名前をつけて呼んでいました。
4月は、シバザクラがきれいなピンク色に咲く時期であるため、「4月の満月」を意味するものとして、ピンクムーンと呼ぶようになったそうです。日本でも桜の季節になるので、ぴったりの名前ですね。
3.ピンクムーンが見られるのは何時ごろ?
4月24日(水)の何時ごろにピンクムーンが見られるか、気になりますよね。この日は、朝8時49分に満月を迎えます。半月より大きな月は、明るい空の中でも簡単に見つけることができますが、子どもたちは登園・登校の時間ですね。親子で一緒に楽しむなら、24日の夜、または23日の夜に、ほぼ満月の状態を見るのが良いでしょう。
ピンクムーンが見られる方角は?
満月は、月の出の時間帯は東の空に見ることができ、夜中にかけて南の空に移動し、西の空に沈んでいきます。ピンクムーンを観測する場合は、時間帯に応じて見える方角が違うので気をつけてください。また、月は肉眼でもよく見える天体なので、機材は特に必要としません。しかし、双眼鏡や天体望遠鏡があれば月の模様が観察でき、惑星や星との接近も見られるので、楽しみ方が広がりますね。
ピンクムーンを親子で楽しむ!
4月の満月にはピンクムーンというかわいらしい名づけがされていることや、その由来を話してみることで、子どもも普段何気なく目にしている満月に、あらためて興味がわくかもしれません。天体観測にも心地よい気候の時期なので、ぜひ親子で観察してみてくださいね。
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