突然ですが
近況についてご報告と謝罪
そしてお知らせとお願いがあります
仲良しさまや
いつも写メ日記を見て下さっている皆様は
ご存知の方もいると思うのですが
昨年２月に
末の愛娘猫の難病が発覚しました
『免疫介在性溶血性貧血』
(ＩＭＨＡ)
犬や人間にはある病気なのですが
猫では非常に稀な難病の病気です。
自己免疫の異常により免疫細胞が
自分の赤血球(血液)を
異物と勘違いしてしまい
赤血球が壊されて(貪食)
体内で貧血になる病気。
免疫細胞のが壊すものは血液だけではなく
血液を作る骨髄も攻撃してしまい
骨髄が正常な形の血液を作れなくなったり
血液自体を作れなくなる
骨髄異形成症候群(ＭＤＳ)を
併発したりもします。
加えて体内の血液が少ないので
心臓はその少ない血を
全身に送らなければならない為
心臓が凄い速さで動いていて
常に心臓に過度な負担が掛かっているので
ストレスや緊張、運動やジャンプ等の衝撃で
心臓が止まってしまう危険も。。。
難病の発覚当初、
本当にたくさんの病院を周り
この病気を診たことがあったり
知っている先生を探したんですが
全く見つからず
他府県で見つけても
巴の゙体力やストレスを考えると
大阪を離れて長距離の病院への受診は
現実的に無理でした。
多くの病院で
『うちでは診れない』と言われる中
やっと診てくださる先生と出会えて
昨年２月に告げられた余命は半年。
先生も初見の病気で
色んな治療法を探してくださったり
手探りでも治療を進めてくださる一方で
巴の赤血球(血液量)の数値は
どんどん落ちていき
７月には
通常３０％〜５０％が正常値のところ
９％にまで落ちてしまい
瀕死の状態までなってしまいました。
もう限界だと１度目の輸血。
失敗。
輸血した血液は血液や骨髄同様に
免疫細胞に貪食されている
脾臓が蓄えてしまい
体内に循環は出来ませんでした。
そして脾臓摘出手術と同時に２度目の輸血。
２度目の輸血では
免疫細胞が活性化してしまっていて
クロスマッチの゙時に凝集反応が出てしまい
合うか合わないか判らない状況での輸血に。
幸いにも漸く巴の体内に血液が入り
数値も上がったのですが
免疫抑制剤とステロイドを使っていても
傷付いた骨髄の血液を作る力は弱まり
また段々と赤血球の数値は下がって
３月１６日の土曜日にまた
１６％まで下がってしまいました。
食欲も落ち、薬を飲ませるのにも
１時間以上かかったりもする状況。
そこで今日、骨髄の状況を知る為
まだ体力があるうちに、と
骨髄生検をする事になりました。
人間の場合、骨髄生検は麻酔無しでの
超絶壮絶で過酷な生検だそうで
猫の場合は全身麻酔をしてから
骨髄生検をしますが
それでも骨髄生検の針は太く
麻酔が解けた後の痛みは
かなりのものだそうです。
そもそも、麻酔に耐えられるかも不安な状況。
そして明日、３度目の輸血です。
輸血もクロスマッチで合わなければ
輸血も出来ないし
輸血出来たとしても
拒否反応が出る可能性は十分にあります。
拒否反応が出た場合の処置方法は無く
そのまま。
なので今日、明日の２日間
また巴の命の正念場なんです。
骨髄生検後、そして輸血後、
急変の可能性もあり
側で看ておかなければならない為
今夜と明日の夜、出勤予定でしたが
急遽お休みを頂く事になりました
ご予約をくださっていたお兄さま方へは
お電話やＬＩＮＥで直接
急遽なお休みについての
説明と謝罪をさせて頂きました
そして当日お遊びを
お考えくださっていたお兄さま。
本当にごめんなさい
動物に対する価値観や考え方、
距離感や接し方については
色んな捉え方やご意見があると思いますので
ご理解頂けない方も
いらっしゃるかと思いますが
私にとって愛猫は
何よりも何よりも大切な大切な
心の底から愛する息子や娘なんです。
娘の命の危機に
側を離れる判断は出来ませんでした。
そして
現状、愛娘が危ない今
本当に時間にも気持ちにも
全くの余裕が無い為
オキニトークやＬＩＮＥやＤＭにつきまして
お返事出来ない状況にあります。
たくさんご連絡をくださっているのに
お返事出来ない状況に
本当に申し訳無い気持ちになります。
今、気持ちが本当に限界なんです。
少しの間、時間をください。
少しの間、そっとしておいてくださると
嬉しいです
勝手なお願いで本当にごめんなさい
そして次の出勤に関しても
お問い合わせを頂いているのですが
今日と明日を乗り越えていない今、
確実な出勤予定が
決められない状況にあります
土曜日以降に頂いたご予約に関しましては
お時間のズレ、且つ、
お休みになる可能性も
お伝えさせて頂いた上での
仮予約とさせて頂いております
巴の容態が落ち着き次第すぐに
確定させて頂きますので
お待ち頂けると幸いです
昨年２月の闘病開始から
お誘いくださるお兄さまには
お時間のズレをご承諾頂いたりと
本当に感謝でいっぱいです
本当にありがとうございます
余命宣告の期限から半年
闘病ファイルも３冊目に入りました
血液が少ない為
ソマリ特有の襟巻き毛も
フワフワな尻尾も少ないけど
それが巴の可愛い個性
これからも巴と一緒に居られるよう
私も頑張ります
出来る限り出勤も頑張りますので
ご容赦頂けると幸いです
宜しくお願い致します
