大きいカエルが、
目の前で小鳥を追いかけて
ピョンピョンはねていました。
ちょっと気持ち悪いはずが、
そのカエルが可愛いのです。
気付いたら、
そのカエルを捕まえる大会になっていて、
私は運動会の障害物競走みたいな
網を無我夢中でくぐっていました。
周りを見ると
一緒に競争しているのは
皆、小学生の男の子たちなのです。
しかし私は、
子供たち相手に力を抜かず、
必死で土の上の網をくぐります。
あ…
そうだ。
私はお気に入りの白いズボンを履いていたのです。
白いズボンに泥がついてしまう事に躊躇していたら、
一人の男の子がもうカエルを捕まえていました。
私はまだ網の中でもがいていて、
遠目にその光景を見ながら、
「白いズボンを洗わなきゃ」と思いました。
網を抜けると、
私のペットが「こっちこっち」と言わんばかりに私を誘導して、
付いて行くと小さな温泉施設がありました。
私は、着衣したまま
温泉に入って、
白いズボンの泥を落とそうとしました。
温泉の中は
すごく暖かくて、気持ちがよいのです。
くつろいでいると、
実は旅の途中で、
白いズボン以外の着替えがない事に気付きました。
びしょ濡れなのに
案の定、飛行機の時間が迫っています。
チケットも水でヒタヒタで
どうしようもありません。
ポーチの中を見ると、
これまた五千円札しか入っていないのです。
(過去の夢の中も所持金五千円札だけだった)
私は、夢の中では
どうしても飛行機に乗れないし、
所持金が五千円なのです。
今夜は良い夢が見れますように。