奄美大島の郷土料理、鶏飯🐔
「とりめし」ではなくて「けいはん」と読みます
ほぐした鶏肉や干ししいたけ、錦糸卵、パパイヤの味噌漬け、タンカン(奄美や沖縄で生産される柑橘)類の皮などを、白いごはんの上にのせ、鶏ガラのスープをかけて食べる、奄美地域を代表する郷土料理です
奄美群島が薩摩藩の支配下に置かれていた時代、鹿児島本土からやってくる役人たちの威圧的な態度を少しでも和らげるためにつくられたのがはじまりで、非常に貴重だった鶏を余すことなく使った、当時は贅沢な料理でした
食べてみたいなと思っていたんですが、東京には鶏飯を出すお店って案外ない!
海南鶏飯のお店はわりとあるんですが、食べたいのはそれじゃないんだなあ…海南鶏飯もおいしいけど
と思っていたところ、通販でフリーズドライの鶏飯の素をみつけたので入手!
軽めに盛ったごはんの上に素を置き、熱湯160ccをかけるだけで出来上がりです🍚簡単ラクラクてありがたい♪
思ったより鶏肉がたくさん!
カップヌードルの謎肉程度を想像していましたが、ちゃんとした鶏肉がけっこうたくさん入ってますよ😋
あっさりしていますがカツオ昆布出汁の風味もよくて、さらさらっとお茶漬けのように食べられます
海苔やネギ、紅生姜を加えてもおいしいと思います
ただどうしても、パパイヤの味噌漬けやタンカンの皮は手に入りにくいので、やっぱり現地に行って食べてみたいところ
製造している奄美大島開運酒造さんは、文字通りお酒造りが本業
奄美特産の希少な黒糖焼酎を造っているそうです✨
確かにこの鶏飯、お酒のシメにすごくよさそう そこまで計算して開発したのかも?
焼酎好きな方はぜひ両方試してみてください♪