誰もが羨む充実した人生。
どこからどう見ても平穏で幸福な日常に
満ち溢れたアナタ✩.*˚
だけど私が見たいのは
そんなアナタじゃない。
お気に入りのオモチャを奪い返すように
アナタの体をベッドに引き倒す。
私の両腕に組み敷かれたアナタの上半身は
その圧力に呼吸を忘れ…
弄ばれた口内は
見た事もないアナタを私の前に
連れて来ていた。
形容するならば、野生。
光を失った瞳は
吸い込まれそうな程に暗く
醜い願いを口にしながら
無様にザーメンを吐き出している。
可哀想で、可愛いアナタ
全てを捨てた体は
ゆっくりとシーツへ沈み
優しく頭を撫でられているアナタは
安心しきった子供のような寝顔をしていた。