火・アニメ・36名・裁判
この4つのワードで
「こいつ今回は京アニの放火事件について
書こうとしてるんやな。」
と気付いた方も多いかと思います。
「京アニ放火殺○事件」とは
2019年7月18日、京都府京都市伏見区にある
人気アニメ制作会社の
「京都アニメーション」の第一スタジオが
放火された事件となります。
この放火事件によって
京アニの社員36名がﾀﾋ亡し
33名が重軽傷を負ったうえ
スタジオに保管されていた
貴重な資料や作画が全て焼失しました。
その事からこの事件は日本のアニメ界にも
甚大な被害をもたらしたと言われています。
犯人の青葉真司は犯行の動機について
「自身の作品を京アニにパクられたから」
と自身も大火傷を負いながらも
主張を叫び続けていたそうです。
青葉は京アニに対して
自身が執筆した作品を応募したものの
一次審査で落選していました。
事件当時、青葉自身も全身に火傷を負い
死亡率が95%を超えるほどの
瀕死の状態だったため
すぐに病院に搬送されました。
事件の2日後、青葉は危篤状態に陥っており
より高度な治療を受ける必要があると判断され
京都の病院から大阪にある
近畿大学医学部付属病院へと搬送されました。
治療を担当した医師は青葉を最初に見た際に
青葉の身体が人としての原形を留めていなかったため
青葉に対して憎悪などは抱かず
「もうすぐ絶命するだろう」
としか感じなかったほど
ひどい惨状だったそうです。
その一方で医師は
「犠牲者やその遺族の方々のために
犯人に"ﾀﾋに逃げ"をさせてはいけない」と考え
青葉の治療を成功させるために
緊急の医療チームを結成し
室温が28度に保たれた熱気のこもった手術室で
長時間にわたる手術を行い
なんとか青葉の命を延命する事に成功しました。
その後、医師達は
青葉の治療方法を考えるのですが
青葉の治療を行うにあたって
移植用の皮膚を使用した場合
他の被害者に提供用の皮膚が
行き渡らなくなる事態を防ぐために
青葉の身体に残った正常な皮膚の細胞を培養し
火傷した部位に貼り付けるという
「自家培養皮膚移植」と呼ばれる
治療法を行うことを決定しました。
ちなみにここまで
全身に重度の火傷を負った患者に対して
この治療法を用いる事は
「世界初の試み」だったそうです。
そしてこの手術は無事に成功し
2019年9月頃には
会話ができるほどに回復しています。
その時に青葉は
「自分と縁のない人達が必死に
治療をしてくれるなんて信じられない。」
「僕なんか底辺の中の"低"の人間で
生きる価値がないんです。
ﾀﾋんでも誰も悲しまないから
どうなってもいいという思いでした。
ですが、今までの事を
考え直さないといけないと思っています。」
と語っています。
また、医療チームの中には
数十名の命を奪った青葉を生かした事で
被害者遺族を苦しめる事になるのではないかと
犯人の命を救った事に
罪悪感を抱く人もいたそうです。
そして2023年12月7日に行われた裁判では
検察側は青葉にﾀﾋ刑を求刑し
弁護側は青葉に責任能力がないとして
無罪を主張しています。
どうして今日の写メ日記の話題が
この事件の話なのかというと
この事件の判決が1/25に言い渡されるからです。
京アニ作品好きだし
なんといっても地元で起きた事件。
めちゃくちゃ行く末が気になってて
写メ日記にまとめてみました。
色んなニュースやまとめサイト見るので
最近の写メ日記けっこう時間かかってます。
ちなみに写メ日記の画像は
川端龍子さんの「金閣炎上」です。