あまは（ST）の写メ日記

官能小説
砂のザラザラ女の後は

谷崎潤一郎
春琴抄

これは結構読みたくて
見つけ次第
即買いした小説ですが、
期待通りの
おもしろさでした

春琴の美しさと
気性の激しさ、気高さ。
盲目の彼女を介助する佐助の、
生涯の従者としての愛。

二人の性愛は、
歪んでいるからこそ美しく、
その美しさを
常人には決して見せず、
徹底した鋭さを持って
秘匿され続けた。

二人の間には
従属のみ。
産まれた3人の子供さえ
何の証にもならなかった
という創作に、
何より
ゾクゾクさせられました


あまはにも
春琴と同じ
潔癖な完璧主義が
内面にあります。

生きづらい世の中を、
何があっても付き従い、
手を離さない従者を
歪んだ愛で
なぶり犯してやりたい。

なーんて、
Sっ気が
ドバドバ
溢れ出ちゃう
今夜でした


p.s
Aちゃん
オススメしてくれた
「刺青」
まだ読めてないけど、
きっと読むよ
ありがとうー