〜知ってる指先⑥〜
甘いはちみつの底を かき回す 出し入れする こねくり回す
腰が波打つ お願い もっと もっと もっと
気が とおのく
何度も はしたない言葉を連発し
声をあげ 懇願する私を
彼は離さない 見つめてる 少し笑みをたたえて
目の前で コーヒーカップを持ち上げる 彼の指は
繊細で しなやかで 太く たくましい
その 指を見つめながら
私は テーブルの下で 小さく身じろぐのです
〜おわり〜
〜知ってる指先⑥〜
甘いはちみつの底を かき回す 出し入れする こねくり回す
腰が波打つ お願い もっと もっと もっと
気が とおのく
何度も はしたない言葉を連発し
声をあげ 懇願する私を
彼は離さない 見つめてる 少し笑みをたたえて
目の前で コーヒーカップを持ち上げる 彼の指は
繊細で しなやかで 太く たくましい
その 指を見つめながら
私は テーブルの下で 小さく身じろぐのです
〜おわり〜