ハルジオン(春紫苑)の白い花と淡い桃色の花を付けて咲いています。
ハルジオンは、北アメリカ原産の、多年草です。4月〜6月に白や淡い桃色の小さな花を咲かせ、花びらは糸のように細いのが特徴です。草丈は約30cm~100cmほどで、花びらの大きさは約2cmです。昔は観賞用の花として扱われていましたが、繁殖力がとても強いことから関東地方を中心に爆発的に増加し、現在では全国的にみられるようになりました。道端や野原、田んぼなどによく自生しているため、いまや雑草扱いされています。
ハルジオン(春紫苑)の名前は、同じキク科に属する植物「シオン(紫苑)」に似ていることから、植物学者の牧野富太郎氏によって名付けられました。紫苑は秋に花を咲かせますが、ハルジオンは春に花を咲かせることから「ハルジオン」と呼ばれるようになりました。
ハルジオンは「貧乏草」という別名も持っています。これは、手入れが行き届いた家の庭には生えず、手入れのされていない貧乏な家の周りに生えることに由来しているそうです。
キク科ムカシヨモギ属
ハルジオンの花言葉
追想の愛
本日も笑顔の1日を
お過ごしください。