こんにちは。
都心部の今年の桜は寒の戻りで開花が遅れ珍しく4月に満開となりました。
本来なら3月中に散ってしまう桜ですが4月に見頃を迎えるなんて数年に一度しか訪れないミレニアムな機会でした。
開花後は花冷えが続いたので、ゆっくり満開期を楽しめましたね。
私も数日前たまたま通り掛かった桜の名所で、ふらりと、お散歩をして来ました。
想像以上に外国人の方々が沢山いらしていました。
そんな桜も昨日の強風と雨で葉桜になりつつあります。
桜に纏わる有名な俳句を調べてみたら蕾、咲き始め、満開期、散り際、葉桜と其々の段階を季語で春の始まりから初夏までの変化を表現していて改めて読むと感心しました。
中でも私が印象深い句は…
良寛の「散る桜 残る桜も 散る桜」
（今、こんなに美しく咲いている桜も、いつか必ず散る。その事を心得ておく様に。
命には必ず終わりがある事を教えられる尊い句）
と言う事で今、葉桜となった桜の木を観ていると感慨深いものがありますね。