別拠点でちょっと遅くまで仕事
上り電車も本数が少ないので
お泊まりを選択して
景色もご馳走も
何の楽しみも無いプチ出張
地元の人おすすめ宿
チェックinが遅めでも
夕食対応してもらえるし
ってホテルに到着したら
ひゃー
私の2倍位の体格の
体育会系学生の男子軍団
ハズレたわと思いながら
チェックinして
遅めの夕飯
私の他にも2人ほど
サラリーマン出張組がいらしてたから
学生軍静かなのね…と思いながら
食事を済ませ
お部屋でのんびり
とても静かなので
お部屋が離れていて良かったーと
別フロアの大浴場に行くために
ドアを開けたら学生さん達
大勢ウロウロ
あ、、、と思ったけれど
よく考えたら
お風呂は男女別だからと思い直して
歩き出したら 超違和感
廊下ですれ違う学生さん
だるまさんが転んだした時のように
ピタッと止まる
コントですか
そんな気持ち笑
余裕ですれ違い出来て
狭い廊下でも無いのに
動きを止めて通過を待ち
通過したら静かに動き
皆が皆 まぁビックリな所作
お辞儀こそしないけれど
姿がみえたら
エレベーターボタン押して待っていたりと
動きは全員オークラのホテルマン
身体が大きな彼らの動きが
他の宿泊客に迷惑にならないようにと
配慮しているのかしらと
考えながら眠りにつき
朝は彼らに
余計な気遣いさせないようにと
頭の中で想定した朝食時間を
外してレストランに向かい
彼らはレストランの外に出ていたから
終わってて良かった〜と安堵
トレーにお皿をのせて
朝食ビュッフェをとり始めたらアレ
外にいた静かな軍団が行儀よく入場
私の後に並んだ悲劇というか
遠目で見たらもはや喜劇
イワシの後にマグロが並ぶ？
与太猫の後ろに賢い虎？
駄犬の後にセントバーナード？
追い越す事なく
急かす事なく
トレーを持ち ずらっと並び
私が動いてる時は動きを被らせず
等間隔を開けながら
ひとつづつずれて料理を取り
立ち姿までキリッとして
無駄話もしない
頭の悪いおばさんでも
さすがに胸がチクチクするから
サラダとコーヒーだけで
とりあえず席につき
どこかの国の軍団の行進のように
歩幅まで整って動く様を
離れたテーブルで眺めながら朝ごはん
心の中の呟き
弊社にインターンシップに
来ませんか？笑
チェックアウトの時
フロントで
『団体様と一緒でしたが、ご迷惑はありませんでしたか？』と
それもまた細やかなお気遣い
『別の意味でとても驚きました』と
タクシー来るまでお話したら
彼らのうち数人は
もうプロいりしますよ…
『目指してるレベルが違うから普通の学生さんとは違うのですよ』と
頭の中を何かが突き抜けて
とても感慨深いものがありました♪
YUKA