大好きで応援していた三冠牝馬が異国の地でパパの元に帰っていきました。
リバティアイランドが競走中止、馬運車で運ばれて行ったと情報が出た時、ただ怖くて、現地に行っていた人がツイートしている内容を、ただ祈るような気持ちで見ていました。
ひとつでも多く情報が欲しかった。
少しでも安心したかった。
彼女は帰ってくるって、彼女は治療してから繁殖に上がるよって。
でも届いたニュースは、リバティアイランド予後不良。安楽死措置。
涙が出てきました。泣き崩れました。
理解ができなかったし、したくなかったです。
秋華賞、行きました。
三冠にリーチがかかっている、とてもかわいいお嬢さん。
彼女はとても強かった。
払い戻しなんてしなかった。
彼女の応援馬券、強くてかわいいお嬢さんの偉業達成の瞬間。
思い出すのは、赤いぽんぽんをつけた愛らしい彼女。
パドックで川田さんがお嬢さんに乗って笑っている姿。
またねって言ったのに、会いに行けなかった。
応援してるよって言ったのに、力を落としていく現実から目を背けるように追わなくなってしまった。
ごめんなさい、りばちー。
三冠牝馬への期待が、あともうひとつと言わず冠が取れるという期待が、あなたの死を早めてしまったのかなぁ。
秋華賞の優勝レイをかけた素敵なお嬢さん。
自分の中のリバティは永遠にあの時のままです。
暗幕で覆われる前の痛々しい姿じゃない。
強くてかわいい素敵なお嬢さんのまま。
お兄さんにとってのリバティアイランドもそうだといいな。
素敵な子でした!
少しの間競馬は休憩です。
ダービーまでは休憩しちゃおうかな
ドウデュース陣営の皆さん、ドウデュースを種牡馬にしてくれてありがとうございました。
回避をとってくれてありがとうございました。
ドウデュースにはまだ続きがある。
それだけで自分はまだ夢を見ていられる。
ドゥラメンテのラストクロップが走っています。
でももう直系はほとんどいません。
もう、ドゥラメンテの産駒から三冠牝馬は出ません。
ドゥラメンテ産駒の三冠牝馬から、母の名の元に三冠を取る馬は出ないんです。
夢の続きが見たかった。
未来で過去の話がしたかった。
この三冠馬の母はリバティアイランド。彼女の三冠を自分はリアルタイムで見届けたんだよって。
ただ悔しい。
痛い思いをさせてごめんなさい。
武さんにとってのディープインパクト、典さんにとってのホクトベガ。
競馬の神さまから僕への贈り物。
そう言っていた川田さん。
しんどいなぁ。
今日は一段と長くなってしまいました。
お兄さん、競馬を嫌いにならないでくださいね。人馬ともに命を懸けて挑むレースは、人馬の絆はとても素敵です。
競走馬はきっと、不幸じゃないですよ。
だってリバティアイランドはこんなにもいろんな人に愛されて、川田さんに世界で1番愛されていましたから。