いつも通り

◯◯交流と称した乱痴気飲み会が始まる

順調に酒が進み

順調にエロな本音が溢れ出す

隣に座る男が

耳元で

「良い匂いがする」

「身体の匂いも嗅いでみたいんだけど」

と慣れた様に囁く

と思ったら

反対の隣の男が

グイッと寄って来て

ストッキング越しに足を触り

「奥、触っていい？」

と小声で聞いてくる

エロがダダ漏れとはよく言われるが

ほんと、まぁ…

毎度毎度、よく寄ってくるもんだ…

はー、と息を吐いて呟く

「お前達、最高だよ🎵♡」

本音↑笑笑

良い匂いがすると言われたので

ガッと首の後ろを掴んで引き寄せ

耳元で「お前もな？♡」と言い

首筋から耳の穴に

指先が這う

ゴミ付いてるわと

古典的だが、耳にフッと息を吹きかけると

たちまち、男のやりたい本能が

一気に上昇する

が

ここで放置、なんだか飽きた

また、反対側に座っている

大胆にもあそこに触れて良いか

聞いて来た男には

「まずは触らせな」

と、ガッとスーツの上から掴む

なぜなのか

男達は掴まれると

動きが一時停止するね笑

服の上から弄られ

擦られ

カリカリされて

ついでに、乳首もカリカリ…

「あっ、あっ」と

声が漏れ出した

「うるさいな」と呟いた私に

おしぼりを口に突っ込まれ

周りは笑うけど

テーブルの下の事情は知らない

こっちの事はお構いなしに盛り上がる周囲

公衆の面前で

口におしぼり突っ込まれ

興奮が最高潮に達した男は

「ひゃばいぃ」

と唸って身体を硬直させ

震えてビクついた

「ねぇ、まさか…少しイッた？」

「こんなドM変態なかなか居ないわ」

と鼻で笑い言うと

正気に戻った顔で

「こんなの、こんな事初めてだから！」

と焦る

「気持ちよかったでしょ？

またされたいでしょ？」と

耳元に近づいて

聞く私に、何も言わずに

ほんの少しだけ口角をあげて

嬉しそうな

恥ずかしそうな

でも

信じられないという複雑な顔で

2回、頷いた

そして無事、飲み会が終わり

遊び散らかした男をぶん投げ

この高揚した気持ちを持ったまま

次の出勤のエムドクマに

私は向かうのだ