Jさん！
ステキな文章。
優しさとロマンチックに溢れた
口コミの投稿を
ありがとう。



マイページを開く習慣のない貴方に
虚しい気持ちで
キテネ、を送り続け…
…貴方から見たよの返信はなく。



もう、お逢いすることはない
と、半分以上諦めていた矢先


告げられたホテルの名前は
Jさんが、「僕の部屋」と呼ぶ
あの一室



もしかしたら…と高鳴る胸を押さえ
扉を開けると、
鼻孔をくすぐるのは
アラミスのかすかな匂い。

澄ました耳に
漏れ聞こえてくるのは
ヴィヴァルディの四季。



貴方だと確信したわたしは
悲鳴に似た声で
あなたの名前を呼んだ。




…そこにあったのは
いつもの穏やかな笑顔
いつもと同じように
静かに佇む
Jさんがいた。



興奮気味に
お店を移籍になった経緯を
まくし立てるわたし。
どんな気持ちで今日を待っていたか…



でも、すぐに解った。
Jさんが
包み込みように抱き締めてくれて、
その腕の中で
わたしは気付きました。



……もういい、終わったことだと。
過去のことにこだわり、
愚痴を言う心の貧しさ。

心のわだかまりを一気に溶かしてくれる
温かい包容の中で。



いろいろあった。
でも、もういい…こうして再び
巡り会えたのだから。



二人でベッドの中で聴いた
谷村新司さんの「三都物語」によせた
今回の口コミ。



それは、ラブレターのように
いま、わたしの心を
甘く溶かします。



お礼日記、とは言えなくなっちゃった、
かな……？



貴方の言うように
「めぐり逢い」に感謝し、
貴方の温かい包容に感謝し、
今回のラブレターに感謝します。



どうぞこれからも仲良くして下さい。
「僕の部屋」に
また
招待して下さい。



遠距離恋愛中のJさま。


心を込めて…
ひびきより。